憩いのひとときを彩る、優美な器。
✨ 作品の仕様
・📏 サイズ
カップ:9.2cm(持ち手含む)×最大径6.5cm × 高さ8.1cm
ソーサー:径10.5cm × 高さ1.5cm
・⚖️ 重量
カップ:約108g/ソーサー:約75g
・🫗 材質:陶器(土もの)
・🤲 手ざわり:なめらか
・🗾 生産地:福岡県田川郡福智町/上野焼(あがのやき)
・👨🎨 作り手:守窯 熊谷 守(上野焼 伝統工芸士)
🧼 使用上のご注意
・🫧 陶器(土もの)は吸水性があります。初回使用前に一昼夜ほど水に浸けてください。
・⚠️ 食器洗浄乾燥機・電子レンジの使用は避けてください。繊細な器のため、手洗いをおすすめします。
🌸 作品の魅力
憩いのひとときを彩る優美な逸品。精緻でありながらも流れるような線刻と、日本の伝統色と相似する釉調は優しく温かい。
本作を手がけたのは、上野焼の伝統工芸士・熊谷 守。長年にわたり培われた技と感性が、椿文の掻き落としに繊細な表情を与えています。
器としての美しさと、使う人へのまなざしが見事に融合した、絶品というに相応しい逸品です。
🎨 掻き落とし技法とは
・ 🪶 化粧土を塗り、削って描く
素地に白や黒の化粧土を施し、乾きかけた表面を針やヘラで削ることで模様を描く技法です。削った部分から素地の色が現れ、繊細な線や文様が浮かび上がります。
・ 🖋️ 線の表情が一点一点異なる
手作業で削るため、同じモチーフでも線の太さや角度が微妙に異なり、唯一無二の表情に。器に刻まれた線は、作り手の呼吸と指先の感覚そのものです。
・ 🧵 染付や象嵌との融合も
掻き落としは他技法との組み合わせも可能で、筆描きとの対比や、土を埋め込む象嵌技法など、表現の幅が広がります。
🎤「明るく楽しくマニアック」
— 作り手さんの素顔、ちょっとだけ —
熊谷 守さんとは、東京ドームのテーブルウェアフェスティバルで初めて面識を得ました。
……というより、従兄弟の熊谷雅博さんと以前からお取り引きがあったので、そのご紹介という形でした。
熊谷さんは、上野焼の伝統工芸士。
伝統工芸 青山スクエアで上野焼展が開催される際には、必ずと言っていいほど招聘され、実演でロクロの腕前を披露されています。
だてに伝統工芸士は名乗れません。技術と経験、そして“見せる力”を兼ね備えた、まさに“上野焼の顔”とも言える存在です。
でも、そんな熊谷さんが面白いのは、見た目がとてもポップなこと。
髪の毛は金髪にされていて、お洒落な装い。
いわゆる“頑固職人”のイメージからはかけ離れていて、初めて会った方でもすぐに打ち解けられるような、親しみやすさがあります。
展示の場でも、作品の説明をしながら、にこやかにお客様と会話されていて、まさに“伝える陶芸家”。技術だけでなく、人との距離を縮める力も持っている方です。
作品は、上野焼らしい柔らかな風合いと、熊谷さんらしい遊び心が共存していて、使うたびにちょっと嬉しくなるような器。
伝統を守りながら、今の空気も取り入れていく——そんな姿勢が、作品にも人柄にもにじみ出ています。
🏺 印象のひとこと
🎯 上野焼の伝統工芸士として実演の常連
🗣️ 親しみやすく、語れる陶芸家
🧶 伝統と遊び心の絶妙なバランス
🏺 上野焼(あがのやき)とは
・ 🏯 茶陶として始まった、福岡の伝統工芸
1602年、細川忠興が李朝陶工・尊楷を招いて築窯したのが始まり。江戸時代には茶人・小堀遠州により「遠州七窯」の一つとして高く評価されました。
・ 🌿 軽やかで薄作り、釉調の美
上野焼は生地が薄く、軽量で、茶の湯文化に根ざした格調高い器が特徴。緑青釉・鉄釉・藁白釉など多彩な釉薬が使われ、窯変による表情の変化も魅力です。
・ 🧑🎨 現代の感覚と融合する作家たち
守窯・熊谷 守さんのように、伝統技法を受け継ぎながらも、現代的な美意識を取り入れた作家が多く活躍しています。
掻き落としによる文様と釉調の調和は、まさに上野焼の進化形。
📝 ご使用上の注意(土物の器)
・ 💧 使い始めは、まず水にしっかり浸してください。
土物は吸水性が高く、乾いたままコーヒー紅茶を注ぐと、色素が染み込みやすくなります。
初回使用時は、器全体を水に浸してからお使いください。
浸水時間は器の種類によって異なりますが、目安としては半日〜一昼夜程度。こうした手間をかけることで汚れやニオイの付着を防ぎやすくなります。
・ 🍚 使用前の「目止め」がおすすめ(必要に応じて)
吸水性の高い器には、米のとぎ汁などで煮る「目止め」を行うと、汚れやシミをさらに防ぎやすくなります。
・ 🧼 洗浄後はしっかり乾燥を
洗った後はよく乾かしてから収納してください。湿気がこもるとカビや臭いの原因になります。
・ 🧂 色味や風合いの変化も、土物の味わい
使い込むほどに表情が変わるのも、土物ならではの魅力です。一点一点、釉薬の流れや焼き色が異なることをご理解ください。
・ 🥄 金属製のカトラリーはご注意を
表面に傷がつく場合があります。木製や樹脂製のカトラリーのご使用をおすすめします。
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